学生と講師、両目からみた今どきの大学就活事情

今回の社内勉強会の講師・常見陽平さんは社会人大学生である一方、大学の非常勤講師として教鞭をとっているという変わった経歴の持ち主。そんな常見さんからみた、現代の大学の就活、企業の求人活動のお話。

今どきの大学生

・IT環境が充実、デジタルネイティブな学生
 ツイッターをしながらでも、講義ノートもしっかり取る
・一口に大学生といっても現在は多様化している。昔は共通のイメージがあった。

企業の求人と学生の就活

<企業側>欲しい人材がいない
・採用ターゲット大学を設定している
・企業説明会でも大学によって参加できる枠に違いがある
・人物よりもまず大学でふるいにかける

<大学側>求人が少ない
・それでも公表されている高就職率には数字のからくりがある
・少子化のうえに大学が増えたため、学生の質にバラツキ
 漢字のかけない大学生や日本語のできない留学生など
 いい加減な評価と出席重視の古い考え

企業の求める人材

・高いポテンシャルを持つ人材
・自立していて勝手に育つ人材
今の企業や大学では育てる環境も人材も無い。
今の学生は自分で自分を成長させる必要がある。

余談:中国の大学生の就活

大学を卒業して就職できなくても結婚までに就職できればいい、という意識
それまでは親が面倒を見てくれる。>ひとりっ子政策の影響

キーワードから

・パーソナルブランディング
 SNSに個人情報とともに特技や趣味、活動などを公開。より個人の本質を知ってもらう。
 安藤美冬、イケダハヤトといった輩、特筆すべき点がないのにSNSで有名。
・ソー活
 ソーシャルメディアを通じた就職活動
 友人と就活状況を共有し、履歴書をブラッシュアップ
 SNSで先輩社員へ訪問。コアな人脈で就活。←→ 人材紹介を通じて就活。大学名でふるいにかけられたまま。
・意識の高い学生(w)
 SNS上で、やたらと自分のことを「意識の高い学生」だアピールしたがる学生。
 帰って来た意識の高い学生 > https://twitter.com/omaehikui
・ジェネレーションC(C世代)
 アメリカでここ数年、10代・20代を指して使われるようになった言葉。
 コンピューター(Computer)を傍らに育ち、ネットで知人とつながり(Connected)、コミュニティー(Community)を重視する。変化(Change)をいとわず、自分流を編み出す(Create)。
 ちなみに
 ・ジェネレーションX:ケネディ政権の時代からベトナム戦争までの時代に生まれた世代
 ・ジェネレーションY:ベトナム戦争終結からベルリンの壁崩壊までの時代に生まれた世代
 ・ジェネレーションZ:バブル崩壊後に育った平成世代

感想

講師の方は非常にユニーな語り口で、面白い講義でした。
どんな時代でもジェネレーションギャップというのは存在するが、現場の様子を直接聞くとよりハッキリと違いを認識する。特に生まれたときからデジタル機器に囲まれて育った世代が、これからどんなふうに社会に出ていくのか、また迎えたらいいのか、考えさせられた。

関連リンク

講師:常見陽平 blogtwitter
就活の栞
帰ってきた意識の高い学生(twitter bot)

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